ややこしい住宅ローンを分かりやすく解説|種類や借り方、審査基準など

気になるお金

マイホーム購入の際に必要になる住宅ローン。
今回は、住宅ローンの基本から種類や審査基準まで、知りたいポイントに分けてまとめてみました!

 

住宅ローンとは?

住宅ローンとは、マイホームを購入する際に金融機関から借りるお金のこと。
数千万円するマイホームも、住宅ローンがあることで、人生の早い段階で手にすることができます。
 
住宅ローンでは、金融機関に利息を払う必要があります。
利息は金利に応じて計算され、金利は景気動向や金融機関によって異なります。
 
 

住宅ローンの審査基準と審査期間は?

住宅ローンの審査基準には、
・勤務先の会社規模
・勤続年数
・年収
・健康状態・・・など、さまざまな項目があります。
 
過去の信用情報もチェックされるため、公共料金の支払を滞納していたり、カードローンを利用していたりすると不利になることも。
 
しかし、審査基準は金融機関によって異なります。
「勤続年数が短いから」「年収が低いから」と決めつけず、まずは相談してみることが大切。
 
住宅ローンの審査期間は、約1ヵ月程度。
他にもローンを組んでいた場合などは、さらに長引くこともあります。
 
余裕を持って金融機関を探し、住宅ローンについて相談しておきましょう。
 
 

住宅ローンはどこから借りる? 金融機関の種類と特徴

住宅ローンを借りる金融機関は、主にメガバンク、地方銀行、信用金庫・信用組合に分けられます。
 
メガバンク・・・
審査基準が最も厳しく、金利は低いことが特徴。
 
信用金庫、信用組合・・・
審査基準がゆるやかですが、金利は高い傾向があります。
 
地方銀行・・・
上の2つの中間。メガバンクより審査基準はゆるやかで、信用金庫・信用組合より金利は低い傾向があります。
 
 

住宅ローンの金利の種類はなにがある?

住宅ローンの金利には、主に「固定金利」「変動金利」があります。
 
固定金利
・・・返済期間中は常に一定の金利が適用されるタイプ
計画的に返済できるというメリットがあります。
ただし、変動金利と比べて金利は高い傾向が。
 
変動金利
・・・景気動向に応じて、定期的に金利が見直されるタイプ
金利がどのくらいの水準なのか、しっかりチェックしておく必要があります。
 
固定金利より金利が低いというメリットがあります。
 
 
また最近では、一定期間は固定金利が適用される「固定期間選択型」もあります。
 
 

住宅ローンの借り方。3つの選択肢を紹介

夫婦のうち一方が住宅ローンを借りるケースは、「単独ローン」といわれます。
子どもが生まれて一方が仕事をやめる場合などは、仕事を継続する方がローンを組んでおくとスムーズ。
 
共働き夫婦なら、夫婦が別個に住宅ローンを組む「ペアローン」という方法も選択でき、金利タイプや返済期間がそれぞれ設定できます。
「ペアローン」では、夫婦の年収や働き方に応じて、夫婦にとってベストな形を追求できます。
 
他に、夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む「連帯債務」という方法もあります。
 
 

住宅ローンの相談ができる建築会社を選ぼう

 
注文住宅を建てるなら、資金計画についてもしっかり相談できる建築会社を選びましょう。
 
住宅ローンは建物が引き渡されてから実行されます。
しかし注文住宅の場合、土地を購入してから建物が完成するまでに、期間があくことがほとんど。
その場合、土地の代金のみキャッシュで用意するか、「つなぎ融資」という方法を利用することになります。
 
住宅ローンを組む際は、「つなぎ融資」にかかる手数料も踏まえて、金利などの条件を比較する必要があります。
有利な条件で住宅ローンを組むためには、経験豊富な建築会社に相談するのが手っ取り早いでしょう。
 
 

まとめ

家づくりを考え始めた時、土地や建物のことはあれこれ調べるけれど、お金のことは複雑で後回しにしてしまう、という人も多いのではないでしょうか?
 
しかし、理想の家づくりを叶えるためには、予算計画は非常に重要。
 
住宅ローンについて早めに建築会社や金融機関に相談し、予算計画に基づいて家づくりを進めましょう。
 
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うちマッチ

コンシェルジュ