コスパの良い街かどうかをチェック
費用を抑えて満足度の高い暮らしを実現するには、コスパの良い街を選ぶことも手。
そのために、調べる必要があるのは、一番大きな出費となる「土地の相場」。
大切なのは、コストパフォーマンス。
土地の価格と暮らしの満足度が見合っているかどうかは、エリアを決める重要な判断基準。
土地の高い地域がいい、安い地域がいい、なんてことで決めてしまうのはもったいないんです。
人気のエリアは土地の価格も高め。
ですが、人気エリアから少し離れた地域だと、一気に価格が下がることもあります。
一駅の電車移動が苦にならない場合や、車ですぐにアクセスできる場合は、人気エリア周辺を狙ってみるのもいいかもしれません。
災害に強い街かどうかをチェック
日本は海や山に囲まれ、自然豊かな国であるがゆえに、多くの自然災害が発生しますよね。
災害に強い街を選ぶことは、大切な家族や、自分の命を守ることにつながります。
災害の危険度が比較的低い街は、付近に山や河川、海のない街です。
また、ある程度高さのある土地を選ぶことも大切。
低い土地だと、付近に河川や海がなくても、大雨で排水機能が限界を超え「内水氾濫」を起こす恐れがあります。
市町村が発行するハザードマップや、国土地理院のサイトからも災害情報をチェックできます。
治安は大丈夫?街の安心度をチェック
安心して暮らすためには、「治安のチェック」も必須。
お子様がいるご家庭や女性の1人暮らしでは、治安についての情報収集は特に大切です。
まずは住みたい街を実際に歩いて下見をしましょう。
大切なのは、時間帯や曜日を変えること。
時間帯や曜日によって、街の雰囲気はガラリと変わります。
人通りや車の交通量も変わるので、複数回じっくり下見をして、治安を確認してみてください。
また、警視庁や自治体が公表している犯罪・交通事故の情報もチェックしておくと安心。
アクセスの良さをチェック
住みやすい街を選ぶうえでは、「アクセスの良さ」も大切。
旅行好きなら、新幹線の停まる駅や空港にアクセスしやすい街を選ぶと便利。
アクセスの良い街で暮らすことで、行動範囲が広がり、より充実した休日を過ごせそうです。
また、地元が遠方の場合、帰省ルートや帰省にかかる時間も考慮して住む街を決めましょう。
2. 家族のライフスタイルを検討する
ステップ1では、エリアの特徴をリサーチしました。
次は、家族のライフスタイルを考慮し、実際にエリアを選ぶステップです。
3つのチェックポイントをまとめてみました。
家族と話し合いながら、みんなが住みやすい街を検討しましょう!
子育てしやすい街かどうかをチェック
毎日通う学校や幼稚園が近いと、親も子供も安心。
また、近くに公園や図書館があると、友人と遊んだり学びを深めたりできます。
自治体の子育て支援が充実しているかどうかも重要なチェックポイント。
自治体によっては、お子様の医療費が助成されたり、保育料が減免されたりします。
特色ある支援を実施している自治体も多いので、ぜひチェックしてみてください。
また、これから保育園に入るなら、保育園の待機児童数も確認しておくと安心です。
職場から通勤しやすい街を選ぶ
毎日の通勤を快適かつスムーズに行うために、「通勤しやすい街」を選びましょう。
ただ乗車時間が短いかだけでなく、乗り換えが少ないか、通勤時間の混雑状況はどうかなどを総合的に判断することが大切。
たとえば最寄駅が始発なら、確実に座ることができます。
同じ駅へ行く路線が複数あれば、事故などで電車が止まってしまっても、別の路線で目的地までたどり着けます。
同世代の多い街を選ぶ
「同世代の住人が多い街」を選ぶと、打ち解けやすく安心感も。
独身なら遊び仲間を見つけやすいですし、子育て世代なら子育てに関する情報交換がしやすくなります。
現地を下見する時、どのぐらいの年齢層の人を多く見かけるか、よく確認しておきましょう。
まとめ
住む場所によって、暮らしの満足度は大きく変わってきます。
チェックポイントをあらかじめ理解したうえで、しっかりと下見をしましょう!
下見をしたあとは、印象や気づいたことをメモしておくことも大切。
自分や家族のライフスタイルに合った街が見つかるといいですね。