マイホーム計画は土地を買うことからスタートします。
でも、土地の情報って複雑すぎて、どう見たら良いかわからない…。
そんな方も多いはず。
今回は、土地情報をみるポイントをご紹介します!
土地探しをしていると、つい値段や場所に目が向いてしまいがち。
だけど、値段や場所以外にも重要なポイントがたくさんあります!
きちんとチェックせずに土地を買うと、「理想の家を建てられなかった」なんてことになりかねません。
土地を買ってから後悔しないためにも、細かいところまでチェックすることが大事です!
まずは、基本的な知識をご紹介します。
建築制限とは、法令によって建築に制限が課されることです。
土地の用途によって、さまざまな規制が設けられています。
「難しい!」と思うかもしれませんが、要するに、自分の土地だからといって好き勝手な大きさ・
高さの家を建てられるわけじゃないということです。
第一種低層住居専用地域では、建物の高さの制限・敷地境界から外壁までの距離の制限などが定められています。
つまり、この地域で高い建物は建てられない可能性が高いのです。
ただ、制限がある一方で、高層ビルやマンションなど高い建物が建築されない地域でもあるため、
日当たりの良さが保証されるなどのメリットも◎
3階建ての家で眺望を楽しみたいのか、平屋でゆったり暮らしたいのか、どんな家に住みたいかによって最適な土地は違ってきます。
「本当にこの土地で理想の家が建てられるか?」という視点で土地を探すことが、理想の家を建てる第一歩。
買ったあとに後悔しないよう、建築制限はもちろん、大きさや向き、日当たりなどをしっかりチェックしましょう。
土地情報には専門用語が多く出てきます!
難しい言葉が多いですが、意味を知っていれば土地情報の理解が深まるのでGOOD◎
簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください♪
建ぺい率・容積率は、一言でいうと「この土地については、このサイズの建物なら建築してもいいですよ」という指標のことをいいます!
建ぺい率…敷地面積に対する建築面積の割合
容積率…敷地面積に対する延べ床面積(全フロアの合計面積)の割合
たとえば、下記のような土地があったとしましょう。
・建ぺい率60%
・容積率80%
下記のような建物なら、要件を満たすため、建築しても問題ありません。
・敷地の広さが100㎡
・1階部分が40㎡、2階部分が30㎡
敷地面積に対する建築面積の割合:40㎡÷100㎡=40%<建ぺい率60%
敷地面積に対する延べ床面積(全フロアの合計面積)の割合:(40㎡+30㎡)÷100㎡=70%<容積率80%
土地を買う時、売り主から直接買うのではなく、不動産会社を間にはさむことが一般的。
このように、売り主と買い主の間に入って契約をとりもつことを、「仲介」といいます。
不動産会社を介して土地を購入した場合、売り主に支払う土地の購入代金以外に、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります!
土地の購入は、決して安い買い物ではありません。
仲介手数料が100万円を超えることも少なくないので、しっかり予算に組み込んでおきましょう。
建築条件とは、「一定期間内に、指定した住宅会社で家を建てる」という条件がついている土地のこと。
建築条件付きの土地を購入したら、自由に住宅会社を選ぶことはできません!
また、家を建てないまま期限を過ぎてしまうと、契約違反となり、土地の購入が白紙になってしまう可能性も。
建築条件付き土地には注意しておきましょう。
接道は、その土地が接する道路の幅のことです。
「北5.5mに接道」という場合、「敷地の北側が幅5.5mの道路と接している」ということです。
住宅を建築する場合、「幅員4m以上の道路に、敷地が2m以上接している」必要があります。
車を利用する場合、道路幅は暮らしの快適さを左右するため、必ずチェックしましょう。
公道とは、国や地方自治体が管理する道路のことです。
公道であれば、道路の補修などの維持管理は国や地方自治体が行ってくれます◎
購入予定の土地が接しているのが公道なのか私道なのかも確認しておきましょう♪
土地選びで失敗しないためには、正しい土地情報の知識を身につけておくことが大事!
また、不動産会社に相談しても、「家を建てる目線」で土地をチェックしてもらえないというデメリットも。
土地探しから相談できる住宅会社も多いので、土地探しは住宅会社と一緒にするのがおすすめです♪
住宅会社なら、「家を建てる目線」で理想の家づくりができるかどうか、しっかりチェックしてくれますよ◎