「木の家に住みたいけど、メンテナンスが心配」という方も多いのではないでしょうか?
実は、木の家のお手入れは意外とシンプル!
今回は、木の家のメンテナンス方法をわかりやすくご紹介します♪
まずは普段のお手入れ方法をみていきましょう。
普段のお手入れの手順は次の通りです。
【用意するもの】
・ホウキ、掃除機など
・雑巾
【手順】
1.ホウキで掃く、掃除機をかけるなどして、簡単に床のほこりをとっておく。
2.乾いた雑巾、もしくは固く水を絞った雑巾で拭く。
シンプルな手順ですよね!
普通のフローリングの床掃除とそんなに変わらないはず♪
水分を多く含んだ状態が続くと、木が変形する原因になるので、
固く絞ることだけ忘れないでください◎
気になる塗り直しのタイミングは、1年に1度が目安◎
オイルや蜜蝋ワックスなどの「浸透性塗料」がおすすめ!
木材の内側から保護してくれる塗料で、木の肌ざわりや質感も残せます。
木材が吸収できる塗料の量には限りがあるので、頻繁な塗料の塗り直しは逆効果!
べたついたり、汚れがつきやすくなったりする原因になるので、期間はある程度あけるのがベスト◎
年に1度塗り直しをすると、生まれ変わったように素敵な風合いになることも。
大掃除のタイミングで家族一緒に塗り直すのも楽しいですよ♪
普段のお手入れをしていても、傷や汚れがついた時はどうしたらいいの?
そう気になる方もいるでしょう。
続いては、いざという時に覚えておきたいお手入れ方法をご紹介します♪
無垢材の床に傷が!
見つけてしまったらショックですよね。
でも、あわてずお手入れすれば、目立たなくなることも多いんです。
【用意するもの】
・濡らした布やティッシュペーパー
・アイロン
【手順】
1.傷の部分に濡らした布やティッシュペーパーを半日ほど置いておく。
2.よく濡らした布の上から中温程度にあたためたアイロンを押し付ける。
3.しっかり乾燥させて完成!
この手順をふめば、木がふくらむので、小さな傷であれば目立たなくなりますよ◎
もしも汚れや染みが残ってしまい、拭いても取れなかったら?
そんな時は「木を削る」のがベスト!
【用意するもの】
・紙やすり(粗いもの、細かいものと2種類)
・掃除機、乾いた雑巾
・オイルやワックスなど
【手順】
1.汚れが残ってしまった箇所を紙やすりでこすります。
※紙ヤスリは粗さが異なります。
数字の小さいものから始めて、最後に大きい数字のもので細かく整えていきましょう!
2.削った粉を掃除機で吸い、乾いた雑巾で拭きます。
3.上からオイルやワックスを塗り、乾かせば完成!
新しくワックスを塗り込むので、最初は少し色が変わって気になるかもしれません。
ですが、徐々になじんでいくことが多いので安心してください♪
普通のお家のお手入れでよく使われるものでも、木の家のお手入れには合わないものも。
続いて、木の家のお手入れの注意点をご紹介します!
重曹を使用すると、木の床は変色してしまうので注意が必要です。
油分の強いものをこぼしてしまった場合も、水分と同じようにすぐに拭き取りましょう。
もしもあとが残ってしまっても、年月がたてば味になるのも木の家のいいところ◎
万が一、ささくれが出てきてしまった場合、手で割こうとせずハサミなどで根元からカットしましょう!
もしくは、汚れの時と同様に紙やすりで削り、上から塗料をなじませるのも◎
自然素材なら、表面を削ってしまっても、中から同じ木が出てくるので安心です。
憧れの木の家に住むなら、傷や汚れを気にしすぎず、経年変化を楽しむのがおすすめ。
傷や汚れも時間が経つと味わいになります。
暮らしの軌跡だととらえれば、経年変化を前向きに楽しめるでしょう♪
木の家のメンテナンス方法をご紹介しました!
憧れの木の家、メンテナンスを理由にあきらめるのはもったいないことです。
もしも不安なら、メンテナンスについて丁寧にアドバイスしてくれる住宅会社を選ぶと安心ですね◎