オール電化のメリットデメリットってなに?気になるコストも紹介!

詳しく知りたい住宅性能

オール電化とは、家庭で使うエネルギーを電気でまかなうシステムのことです。

この記事では、オール電化のメリットとデメリットを紹介し、気になるコストを比較します!
オール電化を取り入れるか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。


メリットを3つ紹介!オール電化ってなにが良いの?

オール電化のお家にすると、どんないいことがあるのでしょうか?
ここでは、代表的なメリットを3つご紹介します。
 
 
 

光熱費を抑えられる可能性ある!

オール電化のお家は、必然的にガス代が0円に!
電気のみの使用になるため、上手に暮らせば光熱費が抑えられる可能性も◎
 
また、オール電化の電気料金プランは、夜間料金が安くなることが一般的。
 
電気代の安い夜間にお湯を沸かしておけば、日中の電気代が安くすみます。
また、電気蓄熱暖房機を使用すれば、暖房の蓄熱をしておくことも可能に◎
 
工夫次第で、光熱費を下げられる可能性があるのがオール電化の魅力です。
 
 

火事などの心配が少ない!お子様がいても安心!

オール電化のお家ではガスを使用しないため、火災やガス漏れの心配がありません◎
家族が長く暮らすマイホームだからこそ、安全性にはこだわりたいですよね。
 
オール電化のお家なら、お子様がひとりでお留守番していても安心です!
一緒に料理やお菓子づくりしていても、事故の心配が少ないのは嬉しいですね。
 
 

災害時、電気は復旧が早い可能性がある!

地震や大雨などの災害時にライフラインが止まると、日常生活を送れなくなります。
そんな時、電気はガスに比べて、早く復旧する可能性があります。
 
また、お湯をわかすための貯水用の水を生活用水として使用するという選択肢も(飲料水としては使用できないので要注意です!)。
 
 

デメリットを3つ紹介!オール電化の注意点は?

 
オール電化にはメリットだけでなくデメリットもあります。
導入の際には、デメリットも踏まえて検討しましょう。
 
 

初期費用がかかる!

オール電化にすると、初期費用が高くなることがあります。
IHクッキングヒーターや、お湯をわかすためのエコキュートなど、本体価格とあわせて設置料金がかかることも。
 
オール電化にする場合、トータルでかかるコストに気を配り、しっかり予算を組んでおくことが大切です。
 
 

光熱費が安くなるとは限らない

オール電化にしたからといって、必ずしも光熱費が安くなるとは限りません。
 
オール電化の電気料金プランは、夜間は安く、日中は割高になっていることがほとんど。
そのため、日中に電気を使うことが多いと、かえって光熱費が高くなってしまうことも。
 
夜間に沸かしておいたお湯のストックを切らしてしまった場合など、日中に電気を使う場合は要注意。
 
昼と夜で、上手に電気を使うことが求められます◎
 
 

IHやシャワーが使いにくいということも

ガスを使用しないオール電化のお家では、IHクッキングヒーターは必需品。
しかし、直火と比べて料理の仕上がりに満足できないなど、料理好きの人にとってはデメリットに感じられることも。
 
IHだと使える調理器具も限られます。
現状の住まいがIHでない場合、新しく買い直す必要があるかもしれません。
 
オール電化のお家では、お湯をわかすのにエコキュートを使うことが一般的です。
エコキュートは、ためておいたお湯をタンクから持ってくる仕組みなので、ガス給湯器と比べて水圧が弱くなりがち。
シャワーの圧が弱いと使いにくく感じるかもしれません。
 
使い勝手も十分考慮してオール電化にするかどうかを決めましょう。
 
 

結局お得なの?オール電化の光熱費はいくらくらい?

 
オール電化にする場合、一番気になるのが光熱費
 
一般的な光熱費の統計データと、オール電化にした場合の光熱費を比較してみました。
 
  光熱費(電気代・ガス代) オール電化(電気代)
2人家族 1万3,869円 1万2,904円
3人家族 1万5,892円 1万4,454円
4人家族 1万6,990円 1万4,914円
※「オール電化世帯人数別の電気代平均額(関西電力)」「家計調査家計収支編(総務省)」より作成。
 
このデータだけ見ると、わずかにオール電化の方が光熱費は安くなりそうです。
 
ただし、料金は電力会社や地域、ライフスタイルによって違ってきます。
そのため、オール電化にすれば必ず光熱費が安くなるとはいえません。
 
 

メリット・デメリットを踏まえて判断を

オール電化のお家には、メリットもデメリットもあります。
 
オール電化で暮らす生活が、自分たちの価値観や家族のライフスタイルに合っているかを十分検討し、住宅会社や電力会社とも相談しながら決めましょう。
 
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