湿度が高いとどんな影響があるの?
湿度が高いと、体感温度が上がり、疲れが蓄積しやすくなります。
湿度は熱中症や体調不良とも関連しているので、甘く見るのは危険!
カビやダニが発生すると、アレルギー疾患や感染症などさまざまな健康リスクも。
お子様がいるご家庭は特に湿気対策が大事です!
除湿器を購入するのも1つですが、家づくりの段階から湿気対策に気を配りましょう◎
家づくりでできる湿気対策
具体的に、家づくりでできる湿気対策をご紹介します!
あとからでは難しいものも多いので、計画段階からしっかり担当者と打ち合わせをしましょう。
自然素材を使う
「珪藻土の塗り壁」や「無垢材の床」など、自然素材を取り入れると湿気対策に◎
珪藻土や無垢材には、夏場は湿気を吸収し、冬場は湿気を放出する機能があります。
呼吸する自然素材は、何もしなくても湿度を調節してくれるんです!
無垢の床は、裸足で歩いてもペタペタしにくいので、梅雨の時期でも快適に過ごせますよ♪
費用が気になる場合は、リビングや子供部屋など一部に取り入れるのもおすすめ◎
エコカラットを使う
エコカラットとは、リクシルが開発したタイル状の壁材のことです。
湿度を調節し、カビ・ダニの発生を抑える効果が期待できます。
デザイン性も高いエコカラットなら、おしゃれに湿気対策できるのも魅力♪
エコカラットは、湿度を調節するだけでなく、臭いを吸収する効果も◎
リビングやキッチンだけでなく、モワッとしやすい玄関にもおすすめです。
24時間換気システムを採用する
「24時間換気」を取り入れると、常に新鮮や空気を室内に取り込めます。
湿気対策だけでなく、感染症対策としての効果も期待できます!
24時間換気システムには、3つの種類があります。
【第1種換気】
給気と排気の両方を、機械で行うもの。換気が自動で行われるため、しっかりとした換気効果が得られるのが魅力。冷暖房効率を上げる「熱交換システム」も採用できます。ただし、初期コストやメンテナンスコストが高いのがデメリットです。
【第2種換気】
給気は機械で、排気は自然換気で行うもの。一般家庭ではあまり使われていません。
【第3種換気】
給気は自然換気で、排気は機械で行うもの。初期コストを抑えられることから、多くの戸建てやマンションで採用されています。ただ、間取りを工夫しないと、十分な換気効果が得られないことがあります。
24時間換気システムなら、窓をしめた状態でも家中の換気が可能です◎
ウィズコロナ時代、換気は重要なテーマ。
ぜひ、24時間換気システムの導入を検討してみましょう。
住んでからできる湿気対策
住み始めてからの湿気対策も大事!
続いては、住んでからできる湿気対策をご紹介します。
除湿アイテムを活用する
まずは、基本的な「除湿アイテム」を取り入れましょう!
例えば、除湿機、サーキュレーター、除湿剤などがあります。
最近では、新しい除湿アイテムも色々登場しているので、自分に合った商品を取り入れてみましょう◎
天日干しをする
天日干しをすると、菌などの繁殖を抑えられます。
布団や毛布などは、定期的に天日干しをしましょう!
住み始めてから天日干しできるよう、広めのバルコニーやデッキがあると便利ですよ♪
家づくりでも天日干しのことを考慮して間取りを決めましょう◎
湿気対策をして梅雨を快適に乗り切ろう
家づくりでできる湿気対策についてご紹介しました!
家づくりの段階から湿気対策をすれば、ジメジメしやすい梅雨も快適に乗り切れる家になるはず◎
専門家に相談しながら、マイホームの湿気対策についてしっかり考えてみてください。