ウッドデッキの種類でメンテナンス方法が変わる!
ウッドデッキには、人工木と天然木の2種類があります。
まず、それぞれの特徴や違いを解説します。
人工木デッキの特徴
人工木は、木粉やプラスチックなどを混ぜて作られた「人工」の木材のこと。
人工木とはいえ、最近では技術も進歩しているので、天然木のようなぬくもりを感じられる素材も。
人工木デッキは、腐敗や汚れに強いのが特徴です。
ささくれなども起きにくく、お子様やペットがいるご家庭も安心して使用できます!
天然木に比べ、メンテナンスもいたってシンプル◎
ただし、素材によっては太陽光で熱くなりやすいというデメリットも。
種類豊富で魅力的な人工木ですが、デッキの設置場所なども踏まえて検討しましょう!
天然木デッキの特徴
天然木デッキは、天然の木材を使用したウッドデッキのことです。
天然木の魅力は、なんといっても木材の肌触りやぬくもり。
木の香りが長く続くのも魅力のひとつです!
傷や汚れも味わいになりやすく、愛着のわくウッドデッキに。
人工木に比べ表面が熱くなりにくいため、夏でも安心です。
ただし、人工木と比べると、しっかりメンテナンスする必要があります。
また、お子様やペットがささくれでケガをしないよう注意しておきましょう。
人工木デッキのメンテナンス
まず、人工木デッキのメンテナンス方法をご紹介します!
【準備するもの】
・ブラシ、モップ(やわらかめ)
・水
・中性洗剤(汚れが目立つ場合)
【基本のお手入れ手順】
①水でデッキ全体を濡らします。
②ブラシやモップで、木目にそってこすり洗いしましょう。
【しつこい汚れのお手入れ手順】
①水でデッキ全体を濡らします
②汚れ部分に、中性洗剤をつけます。
③ブラシ、モップを使い優しくこすり洗いしましょう!
天然木デッキのメンテナンス
人工木よりも、丁寧なお手入れが必要な天然木デッキ。
基本のお手入れのほか、汚れが取れない時の対処法も解説します!
基本のお手入れ
【準備するもの】
・ほうき
・デッキブラシ
・雑巾
・水
【お手入れ手順】
①表面をほうきで掃き掃除する。掃き掃除は、できれば日常的に行いましょう◎
②全体を水で濡らし、木目に沿ってデッキブラシでこすり洗いします。
コケが生えてきた時も、デッキブラシでこすり落とせばOKです。
③こすり洗い後、固く絞った雑巾で全体の水分を拭き取ります。
木目に沿って雑巾をかけましょう。
④数日程度、日光に当てて乾燥させます。
乾燥が不十分だと、カビやコケの原因になるため要注意!
保護塗装の塗り替え
天然木デッキでは、1~2年で保護塗装の塗り替えが必要です。
【準備するもの】
・塗料
・はけ
・マスク、手袋
【お手入れ手順】
①基本のお手入れの手順で、デッキを綺麗にします。
完全に乾燥してから、手順②に移ってください。
②塗料がついたら困る外壁、窓などをビニール等で覆います。
③マスクと手袋をして、塗料を混ぜ合わせます。
④ハケで塗料を均等に塗っていきます。
半日を目安に重ね塗りをして乾かします。
汚れが取れない場合は?
天然木デッキの汚れは、掃き掃除と水洗いが基本です。
ただし、油よごれやクレヨン汚れは、中性洗剤で落としましょう。
洗剤で落ちない場合は、木材の表面を紙ヤスリで削るという方法も。
ただし、紙ヤスリはデッキを傷つけてしまうリスクがあります!
削ってしまうと元には戻らないので、不安な場合は専門家に相談しましょう。
メンテナンスで綺麗なウッドデッキを維持しよう
ウッドデッキのメンテナンスについて簡単にご紹介しました!
ウッドデッキは、家族が集う場所。
メンテナンス不足で、居心地の悪い空間になってしまうともったいないですよね。
メンテナンスも踏まえてウッドデッキを選ぶとともに、正しいメンテナンスで綺麗な状態を保ちましょう♪