天井を高くする
同じ広さの部屋でも、天井を高くするだけで開放感が生まれます!
高い天井にも種類があるので、それぞれ紹介していきます。
高天井と吹き抜け
「高天井」とは、通常より高い天井のことです。
2階建ての場合、2階の半分くらいの高さに天井を作り、その上をロフトとして活用するという方法も◎
平屋でも、高天井にすれば平屋と思えない開放的なお家になります。
「吹き抜け」とは、2階部分の床を抜いた空間のことです。
2つ以上の階層を1つにまとめた空間ともいえます。
どちらも高い位置から窓の光を1階に採りこむことができ、お部屋が明るくなる効果も◎
勾配天井
勾配天井とは、斜めに傾斜している天井のことです。
天井が斜めに傾斜していると、どうして空間が広く感じられるのでしょうか?
その理由は、「高低差」です!
同じ広さでも、高低差があると低い方から高い方に向けて開放感がアップし、広がりのある空間になります♪
ひとつながりの空間にする
LDKをすべて見渡せるひとつながりの空間にした方が、開放感がアップしてお部屋が広く見えます。
空間をつなげて広さを演出する方法をご紹介します!
LDKの形はI字型
空間のつながりを意識するなら、お部屋に曲がり角のあるL字型LDKより、まっすぐつながったI字型LDKがおすすめ。
なるべく視界を遮らないよう、間仕切りや壁を少なくするのも効果的◎
畳コーナーで開放感アップ
独立した和室をつくらず、畳コーナーをLDKの一角に作るのもおすすめです。
間仕切りを作らずひとつながりの空間にすれば、広々とした印象に♪
外とつながるLDK
デッキや中庭など、外の空間と室内につながりをもたせるのも1つです。
室内と外の空間がつながることで、開放感もバツグンに♪
デッキや中庭を人気のアウトドアリビング・アウトドアダイニングとして活用するのも◎
視線の抜けを意識する
視線の抜けを意識するだけでも、空間を開放的に見せることができます。
「窓」で視線の抜けを作る
お庭やデッキに向かって大きな掃き出し窓をつくると、視線が外にも抜けるので開放感を感じやすくてGOOD。
室内で視線の抜けを作り出すなら、「室内窓」がおすすめ。
普通の壁で仕切るよりも圧迫感が軽減されて◎
視線が奥まで抜けて、空間を広く見せることができます!
「格子」でお部屋をゆるやかに仕切る
和モダンなお家なら、格子を間仕切りにするのもおすすめ。
部屋と部屋を遮断することなく緩やかに仕切ることでき、視線の抜けが生まれ、お部屋が広く見えます。
暮らしに合った収納をつくる
家具が多い部屋は、どうしても圧迫感が生まれてしまいがち。
ですが!天井まである「壁面収納」なら、壁と一体化して圧迫感が軽減されます。
また、掃除道具などの生活用品を壁の中に隠せる「埋め込み収納」があると便利!
空間が広くなるだけでなく、モノが少なく見える効果も◎
つくりつけの収納があれば、家具を買う手間も省けるので、ぜひ検討してみてください。
収納は、多すぎると部屋が狭くなり、少なすぎると家具やモノで圧迫感が生まれます。
自分たちの暮らしに最適な収納量を計算し、収納計画を立てましょう。
まとめ
家を広く見せる施工ポイントを4つご紹介しました!
同じ土地の広さでも、空間を広く見せるコツを取り入れるだけで、広さの感じ方はまったく違って
きます。
「狭小地だから」「予算が足りないから」という理由で、広々とした開放的なお家をあきらめる必要はありません!
専門家のアドバイスも取り入れながら、理想の家を建てましょう♪