太陽光発電、つけるべき?やめるべき?

詳しく知りたい住宅性能

太陽光発電がついた家の屋根を見る機会も多くなってきましたね。
「太陽光発電っていいの?悪いの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は、太陽光発電のメリットとデメリットをご紹介します。
導入するか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!

 

太陽光発電とは?

太陽光発電とは、太陽の光を利用したエネルギー発電のこと。
太陽の光を利用するため、環境に優しい発電方法です。
 
家庭で太陽光発電を導入する時は、自宅の屋根に取り付けることが一般的。
屋根の上に設置したパネルに太陽光を集め、電気に変えるという仕組みです。
 
 

太陽光発電をつけるメリット

 
太陽光発電をつけると、どんないいことがあるのでしょうか?
メリットを3つご紹介します!
 
 

水道光熱費が安くなる

太陽光発電で生み出した電気は、もちろん自家消費が可能です!
そのため、必然的に水道光熱費が安く済むように。
 
おうちで過ごす時間増えている今の時代、嬉しいメリットですね◎
 
 

売電収入が得られることも

自宅で使い切れなかった電気は、電力会社へ売電(電気を売ること)できます
つまり、売電収入を得られることに!
 
電気料金が年々高くなる傾向にある今、自家発電が収入につながるのは大きなメリット。
 
また、太陽光発電を導入すると、自然に節電意識が高まります
節電すればするほど、売電収入に繋がるからです!
 
節電によってエコな暮らしも実現します。
 
 

補助金を受け取れる可能性がある

国による太陽光発電の補助金制度は2014年に終了しています。
しかし、地方自治体によっては、太陽光発電の補助金制度も設けているところも。
 
導入前に、自分の住む自治体に補助金制度がないか確認するのがおすすめです◎
 
 
 

太陽光発電をつけるデメリット

 
 
太陽光発電には、メリットだけでなくデメリットもあります。
導入の際には、デメリットも踏まえて検討しましょう!
 
 

初期コストがかかる

太陽光発電を導入するには、パネル代や工事費用などの初期コストが必須。
 
ただし、太陽光発電のソーラーローンを組めば初期コストを抑えることも可能です。
メーカーによってコストも異なるため、複数のメーカーを比較するといいですね。
 
 

売電価格は下がり気味

太陽光発電は、売電収入を得られるのが大きなメリット。
しかし、売電価格は年々下がり気味の傾向にあります。
 

 

50kW以上250kW未満

10kW以上50kW未満

10kW未満

2020年度

12

13

21

2021年度

11

12

19

2022年度

10

11

17

調達期間

20

20

10

参考:資源エネルギー庁「固定価格買収制度」1kWhあたりの価格表
 
今後も価格の見直しが予想されるため、安定した収入を得るのは難しい可能性も。
 

見た目が気になる

メリットも多い太陽光パネルですが、見た目の問題で導入を断念する人も少なくありません
 
「エコなのは分かるけど、外観の印象が崩れる」
「太陽光発電をつけてることが、外から見て丸わかり」
 
このような理由で、導入を断念する人もいます。
 
最近では、見た目の問題を解決するため、瓦一体型の太陽光パネルも開発されています
デザインを重視するのか、エコな生活を選ぶのか、新商品でデザインとエコな生活を両立させるのか。
 
自分なりに、優先順位をつける必要があります。
 
 

将来を見据えて悔いのない選択を

 
太陽光発電のメリット、デメリットについてご紹介しました。
 
自家発電や売電収入など、メリットだけに目が行きがちな太陽光発電。
しかし、売電価格の下落や初期コスト、見た目の問題は避けられません。
 
将来「いらなかったかも…」とならないために、後悔のない選択をしましょう!
住宅会社に聞けば、実際に施工した人の生の声を教えてくれることもあるので、相談してみるのもおすすめです。
 
メリットだけでなく、デメリットも踏まえ、家族でよく話し合って導入を検討してくださいね。
 
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まず何をしたらいいか、分からない方に!

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