シンボルツリーとは?シンボルツリーの役割とメリット
家のトレードマークともいえる庭木を、シンボルツリーと呼びます。
まず、シンボルツリーの役割とメリットを3つご紹介します!
外観デザインのアクセントになる
シンボルツリーを玄関わきに植えると、外観デザインのアクセントに◎
グリーンがプラスされるだけで、外観がぐっとおしゃれになります。
グリーンとの組み合わせを考えて外壁の色を選ぶのもおすすめ。
白い外観、黒い外観、グレーの外観、ベージュの外観。
組み合わせ次第でまったく違った印象になります♪
ガーデンライトなど屋外用の照明で照らすことで、夜も素敵な雰囲気に。
おしゃれな外観だと、帰宅が楽しみになるでしょう◎
目隠しでプライバシーを確保できる
最近では、周囲を塀で囲まないオープン外構の家が増えてきました。
しかし、オープン外構にすると、通りからの視線が気になってしまうことも…。
シンボルツリーを植えることで、視線をカットし、プライバシーを確保できるというメリットがあります◎
リビングが通りに面していて大きな掃き出し窓がある場合など、窓の前にシンボルツリーを植えることを検討しましょう。
通りからの目隠しになる上、リビングからもシンボルツリーを眺められて、癒やされること間違いなしです♪
四季の移り変わりを感じられる
シンボルツリーに落葉樹を選ぶと、四季の移ろいを感じられます。
春には新芽が芽吹き、夏には青々とした葉が生い茂り、秋には紅葉し、冬になって落葉する。
日本の四季を身近に感じられることで、お子さまの情操教育にもなるでしょう。
シンボルツリーの選び方
続いて、シンボルツリーの選び方を解説します。
常緑樹と落葉樹はどちらがいい?
木には、一年を通じて葉を茂らせる常緑樹と、秋冬になると落葉する落葉樹があります。
どちらを選ぶべきかは、シンボルツリーを植える目的によって変わります。
目隠しをしたいなら、常に葉が茂っている常緑樹がおすすめ。
四季の移ろいを感じたいなら、季節ごとの変化を楽しめる落葉樹がおすすめ。
外観のアクセントにしたい場合、常に緑を楽しみたいなら常緑樹、落葉した姿も楽しみたいなら落葉樹を選ぶと良いでしょう。
日当たりや広さを考慮しよう
植物には個性があり、太陽光がたっぷり必要な木もあれば、日陰で育つ木もあります。
また、成長の早い木なら広いスペースが必要ですし、スペースの確保が難しいなら成長のゆるやかな木が適しています。
木の個性と土地の特性を踏まえてシンボルツリーを選びましょう◎
花や実を楽しめる木もおすすめ
花や実を楽しめる木をシンボルツリーに選ぶのも素敵です!
花のついた枝を切って花瓶に飾り、お部屋のインテリアにするなんてアイデアも♪
食べられる実のなる木をシンボルツリーにすれば、収穫して料理やお菓子づくりに使うこともできます!
人気のシンボルツリー10選
続いて、人気のシンボルツリーをご紹介します!
オリーブ
カフェなどおしゃれスポットで見かけることも多いオリーブ。乾燥に強く初心者向きです。収穫すれば自家製オリーブオイルを作れます!ただし、成長が早いので、スペースは広めに確保しましょう。
シマトネリコ
華奢な立ち姿から大人気のシマトネリコ。カブトムシに好まれる木なので、虫好きなお子さまがいるご家庭におすすめ。ただし、成長が早いことには注意しましょう。
ヤマボウシ
素朴な味わいが魅力で、初夏には白い花を楽しめるヤマボウシ。スペースさえあれば、メンテナンスしやすいのもうれしいポイント。常緑・落葉どちらもあります。
イロハモミジ
自宅で紅葉を楽しめるイロハモミジ。格子など和テイストを取り入れた外観との相性はバツグンです!ただし、落ち葉の掃き掃除が必要なことに注意しましょう。
アオダモ
涼しげな雰囲気のアオダモ。成長がゆるやかで、スペースが狭くても植えやすいのが特徴。春から初夏にかけて花も楽しめます。ただし、強い日差しに弱く、秋には落葉することに注意しましょう。
ユーカリ
シルバーリーフがおしゃれなユーカリ。枝を切って花瓶に飾ると、素敵なインテリアに。ただし、大きく成長するため、広いスペースを確保してください。
ヒメシャラ
繊細なシルエットが人気のヒメシャラ。初夏には白い花をつけ、秋には紅葉を楽しめます。ただし、花や葉が落ちるため、掃き掃除が必須です。
ハナミズキ
春にピンクや白の愛らしい花をつけるハナミズキ。育てやすくガーデニング初心者にもおすすめです。ただし、太陽光が必要で、半日蔭では花をつけないことも。日当たりに注意しましょう。
ジューンベリー
そのまま食べるのはもちろん、ジャムや果実酒にしても美味しいジューンベリー。ただし、収穫しなかった実がつぶれて道路を汚してしまうことがあるので注意しましょう。
ニオイシュロラン
ヤシのようなシルエットを楽しめるニオイシュロラン。南国リゾート風の外観・お庭にしたい方におすすめです!ヤシやソテツより価格が安いのも特徴です。
シンボルツリーを植えるおすすめの場所は?
外観デザインのアクセントや目隠しとして活用したいなら、玄関や前庭がおすすめ。
四季の移ろいを楽しみたいなら、帰宅時に目にする玄関や、LDKから見える庭(中庭)を選ぶと良いでしょう。
バスルームに窓をつけ、入浴しながらシンボルツリーを眺められるようにするのも素敵!
土地の特性やお手入れできるかどうかなども考慮しつつ、自分たちに合うシンボルツリーを探してみてください♪